外資系金融機関ってどうなの?
メリットを知りたい!
すぐクビになるの?入社するには?
そんな疑問に答えます。
私のプロフィール
外資系金融機関に勤務した経験からお伝えします。周りにも外資系企業から転職してきた人たちも多く、またお客様にも外資系企業の方たくさんいました。
その聞いた話と経験談になります。
まだ見てない方はこちらをご覧ください。
結論
働きやすく、休みも多く給与も高いです。
外資系は中途で入るのをおすすめします。
一部の外資系以外はすぐにクビになることはありません。
根本的な企業の考え方で会社よりも個人を大切にしております。
会社の利益が出た場合従業員と株主に還元するのが外資系です。
一方で日本は組織や会社を大切にします。
特にリーマンショック以降は利益が出ても、出来るだけ溜め込み【内部留保】で
将来の危機に備えようと動いておりました。
結果としてこれが賃金格差と低成長を招きました。
本記事の内容
外資系企業のメリッ7選
- 給与が高い
- 給与を株でもらえることも
- 昇進が早い
- 少数精鋭
- 休みが取りやすい
- 人間関係がドライ
- 中途採用が多い
- 外資系の肩書きが手に入る
給与が高い
そもそも日本は先進国の中では給与が安いです。
OECDの平均賃金ランキングでは
日本は24位の424万円になります。
イギリスは518万円でドイツ591万です。
アメリカは720万円になります。
海外から見た場合日本人を雇うのは安く感じ、給与も相対的に上げやすくなります。
また根本的な企業の考え方で会社よりも個人を大切にしております。
利益が出ている場合積極的に従業員に還元します。そのため日本とは違い業界給も高く支給されます。
給与を上げる方法は転職以外にも副業でも可能です。
詳しくはこちらの記事にまとめてあります。
給与が株でもらえる
外資系企業ではボーナスの一部が株式で付与されることがあります。
株式を付与することで業績連動型業務運営になります。
社員も自分達の仕事が株価に直結するので経営を意識した仕事を送ることになります。
この自社株の権利で一気に億り人になっている外資系企業の従業員は数多くおります。
AmazonやApple、Facebookに勤務の人は給与も上がり、自社株の価値も上がるという物凄い状況が続きました。
実際Appleの株価はここ10年で7倍、Microsoftは9倍Amazonは2倍になっております。
自社株を100万円部持っていても1000万です…
株式をもらう仕組みは大きく二つあります。
- ストックオプション
- RSU
ストックオプション
ストックオプションとは、会社が従業員や取締役に対して会社の株式をあらかじめ定めた価格で将来取得する権利を付与する制度です。元々はアメリカで導入された制度ですが、
ストックオプションの仕組みをわかりやすく解説!メリットや株価への影響も簡単に紹介
1997年の商法改正によって日本でも認定されています。
ストックオプションを付与された従業員や取締役の方は一定の期間が経過したあと、
会社があらかじめ定めた価格で株式を購入する権利の行使が可能になります。
将来に会社の株価が上がれば、優遇された価格で株式を取得できて利益を得られるため、
日本でも従業員や取締役のインセンティブ報酬として、導入する会社が増えています。
RSU
RSUとは、権利が行使できるのが付与から数年後になります。数年間働き、権利を行使できたます。
自己都合によって退職しない等の一定の要件を満たすことを条件になります。
また受け取る時も数年間にかけて受け取るというものが多いです。
優秀な従業員を長期的に繋ぎ止めておきたいというニーズに応えられるものにらなります。
昇給が早い
外資系企業は年功序列の考え方やいわゆる忖度のような考えが少なく、適所適材で実力があれば昇給も早く進んでいくと言われております。
ただ実体験としては日本企業と比較すれば早いというだけで、年功序列や忖度の考えが全くないわけではありません。
少数派精鋭
外資系企業は効率を重視します。
必要なポジションに必要な人数を設置します。
これが時には従業員の負荷になることもありますが基本的な考えになります。
また特にアメリカ人は50代での退職を目指しており、若いうちは働きまくるという考えもあります。
休みが取りやすい
日本企業は有給取得数も少なく、期間も短いというのがわかります。
エクスペディアの調査からも判明しております。
有給休暇取得率4年連続最下位に!有給休暇国際比較調査2019
実際に日本の有給取得率は海外と比較しても少なくなっております。付与される日数も少なく、取得率も低いです。
実体験ですが、外資系は取りやすかったです。
付与されている有給をフルで使う人がほとんどで、みんな余っていると積極的に休んでおりました。
これは私の実体験になります。
実際に日系企業から外資系企業に来てびっくりしたこと
- 強制の2週間連続休暇
- 時間休暇というシステム
- 三連休にするのは当たり前
- 大型連休前後の有給は取り合い
- 期末に有給を取りまくる
- LINEで明日休みますが通用する
前職がブラックな日系証券会社だっただけに、
衝撃を受けました。
人間関係がドライ
これも企業によるかと思いますが基本的には人間関係はドライです。
理由として外資系は中途採用が多いのが要因ななります。
新卒中心の企業ではないため、横と縦のつながりも薄いです。
中途採用が多い
外資系企業は新卒は少なく中途採用を盛んに行なっているケースが多いです。
理由としては企業としても一から教育していくより即戦力を採用した方がコスト的にもいいと考えております。
また経営状況によっても社員の数をコントロールできるので企業としても合理的に動けます。
そのため中途採用者向けのマニュアルが揃っております。
中途採用でもすぐに溶け込むことができます。
またさまざまな経験や価値観を持った人たちが集まっているので非常に刺激的です。
例えば新卒中心の日系企業だと横と縦のつながりが強く、中途採用組は浮いてしまうケースがあります。一方で中途採用が多い外資系は浮いてしまうことはありません。
転職が初めての人は外資系企業がいいと思います。
仕事とプライベートの分離
前職がプライベートも会社中心になっておりますしたが、外資系は仕事とプライベートを完全に分けて働けます。
休みの日に電話が来るなんてことはほとんどありません。
また上司と土日にゴルフなんていうのも望んで自ら参加しない限りありません。
お誘いは断ってもいい
飲み会も参加は自由です。
行きたければ行けばいいし、嫌なら参加しなくても平気です。それが仕事に影響はしません。
また上司にビールを注ぐなんてこともほとんどしなくていいケースがほとんどです。
少し物足りない
会社の人とわいわいし家族ぐるみでプライベートでも遊びたい。と考えている人にとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。
外資系の肩書きが手に入る
外資系に一度転職をすると次の転職先に有利になったりします。
元外資系というだけで箔がつくこともあります。
一度転職してから次のスキルアップの転職や自分に合わなかった場合の転職でも他の企業と比較して
プラスαになる可能性もあります。
まとめ
外資系に転職すると給与が上がり、休みもとりやすくなります。
転職初心者は転職の受け入れが慣れている外資系がおすすめです。