楽天証券の志望動機と企業研究【投資家向け資料を使用】就活生必見

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楽天証券に就職したいのですが志望動機に困ってます。
各会社ごとの企業研究のやり方を知りたい。
業界研究は自分でやりたい。

そんな疑問に答えます。

本記事の内容

  • 決算書と中期経営計画を使用する
  • 楽天証券の強み
  • 楽天証券今後の力を注ぐ点
  • 志望動機を作成

私は新卒で中堅の地場証券会社に入り4年勤務しました。飛び込み営業の新規開拓から始め、
それなりの激務を経験しました。その後外資系金融機関に転職いたしました。

証券会社時代には一次面接の面接官として働いたことがあります。

この記事は投資家向け資料から効率的に企業の強みと志望動機、業界研究を行うことができます。

また元証券、銀行、外資系金融機関と働いた経験から投資家向け情報を活用した内容を説明しております。

他の学生と差別化でき、面接官にも的外れな内容を話すことがなくなると思います。

その実体験からお伝えします。

おすすめの就活サイトは以下2つになります。

個性を生かせるキャリアコンサル会社になります。証券会社では個性が重要です。アドバイスをもらうのも一つの方法だと思います。

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実際掲示板や就活サイトの志望動機を見ると同じような内容が多く見受けられます。
投資家向け資料を使いワンランク上の志望動機を話すことは内定をつかむチャンスが高まると思います。

楽天証券の紹介YouTubeになります。

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決算書と中期経営計画を使用する

投資家向け資料といってもいくつかあります。
また企業によっても様々な種類があります。ただ上場している会社であればいずれにしても
同じような資料があります。

具体的に使用するのは以下のような資料になります。

  • 中期経営計画
  • 決算説明書
  • 投資家向け資料
  • IR資料

ほとんどの会社が企業HPの投資家向けページを用意してありますので誰でも簡単に閲覧することができます。

楽天証券の概要

  • 商号:楽天証券株式会社
  • 本社:東京都港区南青山2-6-21設立:1999年(平成11年)3月24日株主:楽天カード株式会社(100%)
  • 従業員:598名
  • 口座数:714万口座
  • 預かり資産:15.3兆円
  • 国内株式マーケットシェア率:29%【SBI証券が40.5%】

最新の決算説明書

2023年3月期の第一四半期になります。【発表は2022年8月15日】

  • 営業収益は2021年と比較して−5.7%減、
  • 経常利益は12.3%減です。
  • 米国株式収益が約2倍になりました。
  • 投資信託の残高が前年同期比で1.2倍になりました。
  • 新規顧客増
  • IFA 預かり資産前年同期比31%増

セグメント別売上高

株式手数料と金融収益がメインの柱になっておりますが、非常にバランスがいい配分になっております。

新規口座開設顧客

女性と投資初心者を取り入れることに成功しております。

新規口座の約8割が投資初心者になります。

IFAビジネス

日本国内では中立的な立場で運用提案をするIFA【独立系ファイナンシャルアドバイザー】ビジネスが拡大しております。

楽天証券ではいち早くIFAへのプラットフォーム提供をしており、預かり資産も前年同期比31%増加と成長しております。

楽天証券の強み

楽天経済圏と家族プログラム

楽天経済圏はグループで日常の生活のあらゆるサービスを楽天で統一するシステムになります。

サービスの割引やポイントをお得に貯められたりもします。

その中で楽天証券では楽天カードでの投資ができ、ポイントも貯まります。

新規顧客増

アクティブ投資家がどれだけ増えているかが重要ですが、新規顧客増は強みになります。同時に預かり資産も増えているので着実に業績へのプラスの影響になります。

実際に楽天証券は右肩上がりに顧客数を伸ばしております。現在700万口座を突破し、前年と比較して40%増になっております。

要因1:若者と初心者の開拓

楽天証券の新規顧客の属性では女性と若年層、投資初心者の比率が高くなっております。

楽天会員からの流入も多く連携がうまく行っております。

要因2:YouTubeチャンネルトウシル  

最近では会社員でも見ることが多くなったYouTubeですが、楽天証券も力を注いでおります。登録者数は13万人いて、PVは月間1600万になっております。

要因3:IPOの取り扱い数

特に若年層からの人気があり、新規顧客増にもつながるIPO【新規上場株】の引き受けですが、業界4位の70件でした。年々増加しており今後も拡大傾向になります。ちなみに1位は122件のSBI証券になります。

投資信託の販売額ランキング1位

積立設定者の割合は77%

投資信託は信託報酬として、販売会社に中長期でストック収入が入ってきます。

また基本的投資信託、特に積立投資信託は長期間保有するものになります。

安定的な収益が中長期で入ってくるのは経営の安定につながります。

アプリ取引

楽天証券ではスマホ取引の拡大に対応するべく、アプリの強化を行なっております。

2021年には国内初のアルゴリズム注文機能を導入し、事前に登録した条件での自動売買を可能にしました。

IFAビジネス

日本国内では中立的な立場で運用提案をするIFA【独立系ファイナンシャルアドバイザー】ビジネスが拡大しております。

楽天証券ではいち早くIFAへのプラットフォーム提供をしており、預かり資産も前年同期比31%増加と成長しております。

今後の成長性

楽天キャッシュ

国内で初めて電子マネーで投資信託が購入できるようになりました。

※楽天キャッシュ:楽天カードから楽天キャッシュにチャージして購入します。このキャッシュはカード以外にも楽天銀行、ラクマ、暗号通貨である楽天ウォレットからもチャージ可能になります。

今後楽天経済圏を支える通貨に似たようなものを作ろうとしております。

今楽天の中でも1番勢いのあるフィンテック事業になります。これ成功すると一層楽天の優位性が高まると思います。

獲得した顧客の収益化

楽天の新規顧客のほとんどが若年層で投資初心者、女性の比率が高いです。

時間はかかるにしても数年後には預かり資産を増やし、楽天経済圏、楽天証券でお金を落としてくれる顧客層に育てる必要があります。

そのためにポイントの活用、YouTubeチャンネルの運用等を行なっております。

一度掴んだ顧客は逃さずに、今後積極的に取引を行う顧客になるかが鍵になると思います。

海外事業

マレーシアの大手銀行と共同して同国内初のオンライン専業証券を立ち上げました。

2022年1月よりマレーシアの株だけではなく、米国株も買えるようになり、今ではシェア率が7.6%まで上昇しました。

そのほかにも香港、オーストラリアにも進出しております。

今後拡大が見込め中間所得層が増える国への進出は期待できる成長分野かと思います。

楽天証券の志望動機

まずは楽天グループであることが理由になります。

あらゆるものが楽天グループで完結することは最大の強みだと思います。

中でも貯蓄から投資への流れが強まる中、証券は楽天グループの強みを活かしてもっとも成長していくと思ったからです。

特にカードを中心としポイントでの投資、アプリでの取引の充実さ、取り扱い銘柄数やIPO等総合的に比較しても優位性があると感じております。

既存証券会社の中でも今後も成長していくと思ったからです。

具体的には新規顧客の獲得になります。

YouTubeチャンネルやポイント活用投資などもあり、新規顧客の獲得が伸びております。特に投資初心者や若年層の開拓も成功しております。他社のメイン顧客が高齢化する中、今後長期間働くことを考えると楽天証券が若年層の取り込みが出来ていることは将来も安定的に収益を上げられる可能性が高いと思います。

カリスマ経営者

楽天を志望した理由の一つに三木谷さんがあります。雇われ社長が短期的な経営視点で動く大企業が多い中、楽天の場合長期的な視点で思い切った経営ができると思ったからです。

今後コロナの影響もあり時代が変化している中、スピード感を持って経営できることは最大の魅力と強みになると思います。

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